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2017.08.12

  • ジョイントモビリティトレーニング
  • 身体能力を高める

体の歪みを元から治す!!足のモビリティトレーニング

体の歪みを元から治す!!足のモビリティトレーニング

足の骨の可動域??
今日ご紹介するのは、体の歪みを元から治す「足の関節」のエクササイズです。

多くの方が足に着目してトレーニングやケアをされていますが、見逃されがちな大事なポイントがあります。今日はそれをお伝えしようと思います。

歪みを治す[Z-health ]足のモビリティトレーニング

動きが身体を作る

水が岩を削り川を作るように。私たちの体は、「普段の動き」が身体の形を作っていきます。

そのため、体の歪みは「動きの問題」と言えます。

さて、「人間の動き」の中で最も重要で、体に与える影響が大きい動作とは一体なんでしょうか?

それは、「歩くこと」です。

そのため、多くの体の歪みは足から始まります。

足には27個の骨があり、その間の関節は自由に動く必要があります。人間の身体が正常に機能する為には、この足の動きが欠かせません。

しかし私たちは、近代社会の発展と共に「靴を履く」という習慣を身につけました。
靴を履いて歩くことで、足は一枚の板になり、その可動性を失っていきます。

これは、人間の身体にとって物凄いハンデなのです。その影響は全身へと波及します。

X脚、O脚、がに股、外反母趾、腰痛…….

これから御紹介するのは、そんな「足」のモビリティを取り戻すエクササイズです。様々なケア方法がありますが、足を考える上で最も大切な事はモビリティです。

それをここでは「脳に、関節の存在を教える事」と定義します。

恒常的に動きが良くなると、あらゆる足の問題を元から解決してくれます。

30秒ででき、直ぐに効果が実感できます。

立法骨、舟状骨、楔状骨??

このエクササイズで動かして頂きたいのは、
立法骨(りっぽうこつ)、舟状骨(しゅうじょうこつ)、楔状骨(けつじょうこつ)の三種類の骨です。
見ていただければ分かるように、足には非常に多くの関節が存在しています。人間の身体が機能的に動くためには、関節に存在する神経(運動受容器)が充分に刺激され、脳が鮮明なイメージマップを保有している必要があるのです。

また、それぞれの関節は主要な筋肉と関連があります。


立方骨は中臀筋

舟状骨は大腰筋

楔状骨は大腿直筋

それぞれの筋肉の「力が入りにくい」「慢性的に緊張している」などの問題の原因も、足の骨の可動の悪さにある事があります。

それぞれをターゲットに動きを取り戻す方法をお伝えします。

足のモビリティトレーニング

用意するもの:硬く丸めたタオルやボルスター(若しくは、柔らかい絨毯の上)

楔状骨けつじょうこつ

1.楔状骨の位置を触って確認します。

(左右のくるぶしの中心から、足先に真っ直ぐなぞっていくと突き当たる出っ張りが楔状骨です。)

触ることで、脳の体性感覚野に刺激を入れる目的があります。

2. 踵にしっかり体重を乗せて立ちます。

頭のてっぺんが上に伸びる意識を持ちます。

3.触った足を後ろに引いて真っ直ぐタオルの上に置きます。

4.楔状骨に体重が乗るように、足の位置を調整します。

5.前の膝を軽く曲げながら、楔状骨の周りが開くのを感じて下さい。

6.元に戻って同じ事を三回繰り返します。

立方骨りっぽうこつ

1.立方骨をさわって確認します。


(立方骨は、足の外側のラインを触っていくと出っ張りがあります。その斜め横の骨です。)

3.触った足をタオルの上に置き、そこから踵を外に倒します。

頭のてっぺんが上に伸びる意識を持ちます。

4.立法骨に体重が乗るように足の位置を調整します。

5.前の膝を軽く曲げていき、立法骨の周りが開くのを感じて下さい。

ストレッチではなく、関節を動かす事をメインに行って下さい。

6.元に戻って、同じ事を三回繰り返します。

ポイント※単純なエクササイズですが、ターゲットにする関節がきちんと動いている事が重要です。触った部分に体重が乗るように、足の角度を調整して下さい。

舟状骨しゅうじょうこつ

少し難しいので、丸めたタオル等の上に足を乗せることをオススメします。

1.舟状骨を触って確認します。

(内くるぶしの斜め前にくぼみがあります。その先の骨です)

2.真っ直ぐ立ったら、触った足を斜め後ろに引いて地面(タオルの上)に置きます。

3.同じように体重が乗る位置を探し、前の膝を使って三回動かします。

身体の変化を確認

片足が終わったら、歩いて左右の違いを確認します。

エクササイズを行った方の足の方が楽に立てているのが分かりますか?

同じように反対の足も行います。

最後に

いかがでしたか?
足のジョイントモビリティトレーニングは以上です。

エクササイズの後は、歩いて身体の変化を感じて下さい。立っているのが楽に感じられたり、地面と密着している感覚が得られるはずです。

慣れてくれば何処でも出来るエクササイズです。
1日3セット。こまめに続けて行うことで、全身に影響が広がります。是非続けてみて下さい!

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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