新常識!?パニック障害、不安障害は「より目」で治す。

(この記事は2017年6月11日に更新されました。) 

 
 
あなたを苦しめる、突然の動機と息苦しさ、そして漠然とした不安。
 

 
未だ原因が特定されていない病気で多くの人が苦しんでいます。
 

 
そんな、パニック障害や不安障害を解決するのに、『より目』が有効であるという学術記事があるのをご存知でしょうか?
Merril Bowman博士の学術記事
 
 
今日は、その記事の中から、
 
 
パニック発作が起こった時に即効性を発揮する強力なテクニックと、根本から治すトレーニング方法を御紹介したいと思います。
 
 

新常識!?パニック障害、不安障害はより眼で治す

パニック障害とは

 

 
パニック発作は、不安障害のひとつで、健康な人の約10%もが経験しうると言われている、現代社会においては避けられない病気のひとつです。
 
 
心的ストレスが原因で自律神経のバランスが崩れ、突然の動悸、呼吸困難、胸痛、不安感に襲われるのが症状です。
 

 
しかし、はっきりとした原因は解明されておらず、薬物療法で、突発的な症状を抑え、心理療法などで長い期間に渡って治療していくのが一般的です。
 

 
また、生活習慣の改善や、呼吸法のトレーニングを教わる場合もあります。
 

 
今日、ご紹介するのはパニック発作が起こりそうな時、起こってしまった時、即座に効果を発揮するテクニックです。
 

 
しかも薬のように副作用がありません!
 

 
また、続けていくことで、根本から改善していくことも可能です。

 
 
是非、薬を飲む前に試して頂けたらと思います。

 
 

迷走神経を刺激する??

 
 
迷走神経とは、『副交感神経』の大きな源です。
 
 

主に内蔵の働きに関与しています。
 
 

そして、この働きが、パニック障害に大きく影響しているのです。
 
 

呼吸や、胃腸の働き、心臓、いくつかの骨格筋、発汗、発話、外耳の感覚などを司ります。
 

 
心臓の『自然のペースメーカー』の役割を果たしている部分にも繋がっていて、
迷走神経は刺激される事で、心拍数を下げる働きをします。

 
 

眼と迷走神経のつながり

 
 
眼の筋肉につながっている三叉神経を刺激すると、迷走神経に影響がでることが分かっています。
 

 
これを、オキュロ・カーディアック・リフレックス(OCR )と言います。

 
 
簡単に言うと、「眼を圧迫すると心拍数が下がりますよ。」と言う事です。
 

 
眼の手術をする時などに、
 
 

『眼を強く圧迫しすぎると、心臓が止まっちゃうから気をつけましょう』という事で、主に使われています。
 
 

つまり、かなり強力な反射です。
 

 
今日、ご紹介するのはそんな反射を利用したテクニックになります。
 

 
でも、安心して下さい。直接眼を押すわけではありません。

 
 

コンバージェンス(より眼)セラピー

 
 
先ほどののOCRを応用したテクニックがコンバージェンスセラピーになります。
 
 
コンバージェンスとは眼を寄せる動きの事を言います。
 
 
このテクニックでは、『より眼』の状態を作ることで、眼の内側の筋肉から、迷走神経を刺激します。
 

 
心拍数を下げ、非心痛性胸痛、を和らげる事に即効性を発揮します。
 
 
また、迷走神経はさまざまな内蔵につながっている事から、呼吸や胃腸の問題にも効果があるのではないかと言われています!
 

 

コンバージェンス(より眼)セラピー実践編

 

 
パニックの症状が起こりそうな予兆を感じたとき、若しくは起こってしまった時に行います。
 

 

1.座った状態で、両眼の間にターゲットを置きます。

指でも、ペンでも何でも良いでしょう。

 

 
『眼から10センチほどの距離』
『ターゲットがぼやけ始めるけど、二重にはならない距離』

が目安となります。
 
 

2.ターゲットを2秒間見つめます。
ターゲットに焦点を合わせると、寄り目になりますよね?
 
 
この状態を2秒間キープします。
 

 

3.遠くの物に2秒間焦点を移します。
 
 
4. 以上を20秒から1分繰り返します。
 

 
「え、たったこれだけ!?」
 
 
はい。
凄く簡単ですけど、かなりの確率でパニック症状を抑える事ができます。
 
 
もし、1分以内に収まらないようであれば、処方されている薬を飲むようにして下さい。
 

 

効果は定着していく!

迷走神経のトーン(緊張度合い)は、トレーニングが可能という事が、最近の迷走神経に関する文献により報告されています。
 
 

つまり、このトレーニングは長く続けていくことで、迷走神経の緊張度合いが安定するようになり、効果の持続期間はだんだん長くなっていくことが期待できるのです!
 
 

パニック障害以外にも!?

 

 
いかがでしたか??
 
 
今回ご紹介したのは、パニック障害以外にも、胃腸の乱れ、呼吸の制限、偏頭痛の初期症状にも効果を発揮する可能性のあるテクニックです。
 

 
そして、一番のメリットは、簡単に出来て、副作用がない事です。
ちなみに僕は、レース前の緊張を抑えるために使う事があります。
 

 
薬に頼る前に、是非一度試してみてはいかがでしょうか??

掛かり付けの医師にご相談の上、行って下さい。
 
 

参照Treatment of panic attack with vergence therapy